【注意】
これは決して飲むな!って強要しているわけではなく、整理の為に教わったことと調べたことと実体験をまとめてみただけです。
結論から言うと
牛乳の味が好きであれば飲めば良いと思います。ただ昔のように万能の栄養食品である、というには疑問が多く残ります。
ここからは6割程度の気持ちで読んでください。
色々意見あると思いますし、乳牛一生懸命育ててる方には申し訳ないですよね。
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元来日本人は牛乳はほとんど飲んでいませんでした。
飲むようになったのは食文化の欧米化が始まった明治以降、本格的に飲むようになったのは戦後からです。
牛乳は体にいい、背が伸びると教えられ、給食では牛乳を残すと居残りさせられたりしました
実際背が大きくなった人もいると思いますがこれには理由があります。ちなみにカルシウムのおかげではありません
牛乳を飲むとお腹がごろごろするという人も多いと思います。
元々日本人は牛乳を飲まないので牛乳の中の乳糖というやつを分解する能力が備わっていないのです だから日本人の半分くらいは牛乳飲めないはずです
でも飲まされてきたので飲んできました。
では何故飲むようになったのか?
戦後、米にて牛乳(脱脂粉乳だったかな)が余っていたそうです
で、戦争に負けた日本は貧しく、米の言うことを聞くしかない状況の中で「何故日本が戦争に負けたか?牛乳を飲んでないからだ」みたいに牛乳を大量に買わされ飲むことになった
米の指導で給食でも飲ませれ、食の欧米化ってやつが促進したわけです。
日本人の死亡理由の一位はガンですが1945年くらいまでは心疾患でした。1955年くらいからガンになったのですが・・・なにがあったかというと食生活の変化です。
日本古来の炭水化物中心の食生活から高たんぱく高脂質の食事への変化。動物性たんぱく摂取量増加。
その中でも牛乳はガンに関係があると言われています。
2008年4月に牛乳で前立腺がんのリスクが高まると厚生労働省が発表しています。
日本では最近ですがイギリスでは何十年も前に牛乳飲んでいると乳がんになるリスクが高くなる
など研究が発表されています。
あとは給食の牛乳完全やめたら
・花粉症がなくなった ・飲むグループと飲まないグループで虫歯の発症率調べたら飲むグループのが虫歯できてた ・鬱がなくなった
とか実際に実験して結果がでたそうです
おおー凄い悪者扱い。では具体的になにが悪いのか代表的なやつを
0.そもそも幼児期以降、成人になっても乳を飲むのは全生物の中で人間だけ。もっといえば他種族の乳を飲むのも人間だけ。(他種をそだてちゃったとかは別として)しかも乳のでを良くする為に薬やホルモンを投与されまくってる牝牛の乳 ちなみに乳児に市販の牛乳与えると4~5日もたないそうです。
1.カゼイン
牛乳のたんぱく質の8割はカゼインです。 カゼインはトレーニーにとっては吸収がゆっくりなのを利用するのに重宝されますが そもそも接着剤の粘着に使われるくらい粘土の高い物質なのです。そりゃ吸収遅いわ で、あとから出てくるIGF-1とカソモルフィンてのを含んでいるのです
2.IGF-1
インスリン様成長因子1、成長に関係していると言われていますが 仔牛は1日1kg体重が増えると言われています。 それだけ成長させる為に必要なのがIGF-1なのです。 これは細胞増殖させるようなものなので「でかく」なります だから牛乳飲むと「大きく」なります。ですから乳児や思春期など成長期においては必要なホルモンになります。 が、大人になってからはどうでしょう。成長はとまっているけど細胞は増える 細胞が増殖するって言うのはガン細胞も一緒です。 いい細胞も悪い細胞も増える⇒悪いものがガンになる。
一方で美容や発毛に応用されているそうですが医学的に大丈夫ならいいのではないでしょうか
筋肥大に有用であると言う考えもあります。
というのも本来
IGF-1の主な機能 • 細胞内伝達に関係 • グルコース代謝に対するインシュリン様効果 • 細胞成長の促進(細胞分裂誘発/アポトーシス防止) • タンパク合成・筋肉合成の促進 • 老人の筋萎縮改善 • 脂肪分解の促進 • 骨密度増加 • インシュリン感度改善 • 腸組織の改善
などいい事ずくめに見えますが事「牛乳」になるとカゼインに守られてこれらの効果を発現しないというのです。
よって単体のサプリメントとしては使えるかもしれません
3.カソモルフィン
牛乳たんぱく質に由来したペプチド
自閉症、うつ病を促進、または引き起こす可能性があると言われている。 カゼイン由来のこの物質を分解できない場合、そのまま脳まで運ばれ脳に害を及ぼす可能性があるという。自閉症の子供は腸の機能に障害がある事があり、その時に影響があるらしい
4.酸性で殺菌された飲み物
栄養たっぷりであると言われているが人体にとって必要な酵素、ミネラル、ビタミンは熱した時点で壊れている。 牛乳は酸性の飲み物。(甘みは乳糖という物質のせい)血液はアルカリ性。酸性のものを体内に入れるとアルカリ性の物質を入れてバランスを保とうとする機能が働きます。 骨を溶かしてカルシウムを入れるのです。この事を脱灰といいます。
結果が骨弱くなります。
アメリカは牛乳をたくさん消費していますがアメリカの女性の骨粗しょう症率は世界一です。
5.カルシウム
カルシウムは確かに牛乳に含まれていますが、カルシウムだけをたくさん取ると・・・・
体内においてカルシウムとマグネシウムのバランスは非常に重要で2:1(1:1という説もある)が重要です。 現代の食事においてマグネシウムを摂取する機会が非常に減っています。そこでカルシウムだケを牛乳でたくさん取るとどうなるか? 先ほどの脱灰が起こり、体内のMg:Caのバランスをとろうとします。 結果⇒骨が弱くなります
マグネシウムもきちんと取ればカルシウムと言う点では
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とまぁざっとこんなところです。確か
日本の慣習というか常識は結構商売や国事情の為に操作された情報が多いと気がします。
牛乳はそのうちのひとつだなって思います。
私の師匠によるとまだあるらしいです。(いつも牛乳の話になると長い・・・)実際グぐるとまだまだ出てくる
牛乳やその他単語についてググッて頂ければ大抵出てきますのでご覧ください。
本も一杯出てます。アマゾンでもあります。
★最後に
とは言っても牛乳飲んで元気に生きてる人なんてたくさんいます。 食事以外でも健康に関連する事はたくさんあります。
しかし、今の現代の食事環境、仕事のストレス・・・・体にいい事ってホント少ないと思います。
運動を生活にとりいれる事はすごくよいことなのでオススメです。特に僕らの世代は体が弱ってきていますからそろそろガタがきますよ。
運動がダメならせめて食事だけでも・・・でないとストレスに殺されてしまいます
後は余暇時間。
参考文献
細胞から元気になる食事 山田 豊文 親子で学ぶ頭のよくなる栄養辞典 山田 豊文 山田 豊文氏 HP http://www.yamada-genki.net/index.html その他 webサイト一杯
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